沿岸生態系における窒素の相対的過多がもたらす生体分子フローの変質と環境管理適正化
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K25007 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23K25007
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分63040:環境影響評価関連
- 研究機関
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- 東北大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,290,000 円 (直接経費: 13,300,000 円 間接経費: 3,990,000 円)
研究概要
実海域において採取される沿岸海域のプランクトン群集に対して窒素添加実験を行う.これを通じて,プランクトン群集としての各種生体分子生成速度に対する窒素負荷の影響を明らかにする.さらに,実海水連続流入型の小型メソコズムで,窒素・リンを異なる条件で培養されたプランクトン群集を添加する複数系を作成し,若齢マガキの飼育実験を行う.これにより窒素過多によるプランクトン性微細藻類の質・組成変化がマガキの生育,摂餌・同化過程,生体分子組成に及ぼす影響を定量的に把握し,それらのプロセスのモデル化に向けた基礎的知見を集積する.さらに,水産物としての品質に及ぼす栄養塩環境の影響を評価する.