審議と代表・立法・統制-議会の正統性の再定位
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K25448
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K25448
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分05020:公法学関連
- 研究機関
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- 一橋大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,330,000 円 (直接経費: 14,100,000 円 間接経費: 4,230,000 円)
研究概要
近時の議会を取り巻く環境の変化は、投票率の低下や議会への不信(代表機能)、規律対象のグローバル化や高度化・複雑化(情報・通信、AIなど)、規制手法の多様化に伴う議会制定規範(法律)の位置づけ・性格の変化、立法機能の限定(立法機能)、危機対応に典型的に見られるような、情報の収集能力・分析能力の限界、そしてその帰結である政府統制機能の縮減(統制機能)など、従来にない深刻な問題を生み出している。本研究では、こうした問題に応接するために、代表、立法、統制といった、議会の主要な権能を包括的に把握するものとして「審議」という分析視角(分析概念)を設定し、議会の存在理由や役割の再定位めざす。