マツ材線虫病抵抗性メカニズム解明に向けた抵抗性遺伝領域における遺伝機構の全容解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K26961
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K26961
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
-
- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分40010:森林科学関連
- 研究機関
-
- 国立研究開発法人森林研究・整備機構
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,590,000 円 (直接経費: 14,300,000 円 間接経費: 4,290,000 円)
研究概要
これまでに申請者はクロマツの抵抗性品種から抵抗性遺伝領域が第3染色体上にあることを明らかにしてきた。本研究では、マツ材線虫病に関する抵抗性遺伝領域について、そのゲノム配列を決定し、遺伝子を含む機能的領域の特定と遺伝的変異の検出、さらに遺伝様式を検証することで、マツ材線虫病抵抗性に関する遺伝機構の全容を明らかにする。本研究は、マツ材線虫病抵抗性メカニズムの解明を大きく前進させる起点となり、本研究で得られた知見をもとに寄生側の病原線虫とともに生体分子の認識機構や抵抗性反応誘導機構の解明に向けた研究に進展し、ゲノム情報を活用した戦略的な抵抗性育種の展開にも繋がる。