ILC3による腸管免疫記憶の形成および維持機構の解明
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- 澤 新一郎
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K27428 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23K27428
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分49070:免疫学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,720,000 円 (直接経費: 14,400,000 円 間接経費: 4,320,000 円)
研究概要
腸管粘膜には孤立リンパ濾胞(ILF)と呼ばれるリンパ組織が存在し、免疫応答の場になる。しかし、ILFが免疫記憶の場であるかは不明である 。本研究ではILFの構成細胞である3型自然リンパ球(ILC3)に着目し、腸管免疫記憶形成の原理解明を目指す。 本計画ではノロウイルス類似粒子(VLP)の経口投与モデルに「ILC3を特異的に減少または欠損した遺伝子改変マウス」を用いたILC3機能のl oss of function 実験と「同定済み核内受容体のリガンド」を用いたILC3機能のgain of function 実験を組み合わせ、ILC3と粘膜免疫記憶の 成立および維持の関係をin vivoで証明する。