惑星内部ダイナモから表層大気雲対流までを包括した木星変動現象の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K00694
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K00694
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分17010:宇宙惑星科学関連
- 研究機関
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- 核融合科学研究所
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,460,000 円 (直接経費: 14,200,000 円 間接経費: 4,260,000 円)
研究概要
木星表面では、帯状構造のみならず、その色や明るさ等の変動が顕著に認められる。これらは地上望遠鏡による観測から数百年来認識されてきたが、その原因は明らかでなかった。これに対し、我々は近年、木星深部に存在する磁気的な振動を原因とする仮説を提唱した。しかし、その物理メカニズムの詳細は不明のままである。本研究では、探査機観測などによって更新された木星内部構造モデルを基に、i) どのような振動が木星深部におこり、これによって ii) 木星表面で見られる気象現象がどのように規定されるか、流体力学に基づいて明らかにする。