複数の助動詞の関係からみた古代語助動詞の意味の総合的研究
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- 古川 大悟
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K22502
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K22502
- 研究種目
- 研究活動スタート支援
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 0102:文学、言語学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-07-31 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 2,860,000 円 (直接経費: 2,200,000 円 間接経費: 660,000 円)
研究概要
本研究は、「推量の助動詞」や「モダリティ」等の既存の枠組みにとらわれない観点から、複数の助動詞を関連づけて分析することで、古代語助動詞の意味体系のありかたを高い精度で明らかにするものである。たとえば、「らし」「終止なり」「めり」と「気づきのけり」との近接など、従来関係づけられてこなかった助動詞どうしの関係に着目し、意味体系の精緻な解明を図る。証拠性(evidentiality)と意外性(mirativity)の関連など、通言語的にも注目に値する知見を提示する。文学分野に対しても積極的に成果を発信し、作品解釈の深化に寄与する。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040019590388247040
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN