口腔がんの外科的切除による歯や顎骨などの周囲組織の欠損は、審美性や咀嚼、嚥下、発音などの口腔機能を低下させ精神的苦痛を与える。顎欠損患者の口腔機能に関する報告は多くあるが、精神的苦痛などの心理状態の評価やそれらに影響を与える因子についての報告は少ない。そこで、顎欠損患者のストレスや不安を抱えた心理状態を精神・心理的フレイルととらえ評価を行うことで、これらに影響を与える因子、および口腔機能との関連を明らかにする。