アミロイド沈着組織における微小環境および代謝・免疫状態の解明と新規治療標的の探索
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K10265 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K10265
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分49020:人体病理学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
アミロイドーシスは、全身の種々の臓器にアミロイド線維が沈着することで重度の臓器障害を引き起こし時に致死的となるが、根治的治療法はほとんどない。アミロイドの型によって沈着臓器および組織内の沈着パターンに差異がある。アミロイドの沈着によって、組織内の炎症が惹起される症例も認められ、組織内の代謝・免疫状態に大きな差異があり、これがアミロイド沈着のしやすさや臓器障害に寄与している可能性がある。アミロイド沈着部位における組織構成細胞のメタボロームおよびプロテオームについて空間情報とともに取得し、組織微小環境の変化を明らかにし、アミロイド沈着を防ぐ組織微小環境を標的とした新規治療標的の探索を目指す。