多発性骨髄腫の髄外病変形成機構の解明と治療標的の探索:一細胞・空間オミクスで迫る

研究課題情報

体系的番号
JP25K11647 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
25K11647
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2025-04-01 〜 2028-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)

研究概要

多発性骨髄腫では、寛解期においても耐性細胞が残存し再発を認める。病態進展時には髄外病変を形成することがあり、生存期間延長に伴い発症頻度が増加している。髄外病変は治療抵抗性のためその克服は喫緊の課題だが、形成機構や治療標的は不明である。本研究では、寛解期を含む経時的な骨髄検体と髄外病変に対しscRNA-seq・空間的遺伝子発現解析を行い、「寛解期骨髄に残存する髄外病変の祖先細胞」や「髄外病変」と、その「微小環境」が持つ遺伝子発現情報を探索する。さらにin vitro/vivo実験系により、耐性化や髄外病変形成に重要な分子・分子間相互作用を特定し、治療標的の同定や形成機構の解明を目指す。

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