肺静脈-左房流入口面積はフォンタン循環の新たな指標となるか?右側相同心房の解析
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K12095 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K12095
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55030:心臓血管外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
フォンタン手術により、単心室患者の多くが成人へ到達するようになった一方、術後遠隔期の問題が明らかとなり、「いかに良好なフォンタン循環環を維持するか」が現在の臨床上の重要なテーマである。フォンタン循環の危険因子の一つに心房内臓錯位症候群があり、中でも右側相同心房(RI: right isomerism)では、刺激伝導系の器質的異常や総肺静脈還流異常を高率に合併する。我々はRIモデルマウスを用いた基礎研究において組織学的に総肺静脈還流異常が生じることを確認し、臨床研究においてRI症例ではフォンタン術後に潜在的肺静脈狭窄が顕在化する懸念を示すデータを得た。本研究により至適肺静脈還流の解明を目指す。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040022457865307520
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN