地域主体の防災IoTが拓く中小河川向けCommunity-led洪水氾濫予測システム
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K01480 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K01480
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分25030:防災工学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2029-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 24,050,000 円 (直接経費: 18,500,000 円 間接経費: 5,550,000 円)
研究概要
中小河川の洪水氾濫予測手法の確立は世界的課題であるが,中小河川は物理モデルのパラメータ設定の困難さ,氾濫計算の高い計算負荷,および小流域ゆえの降雨予測精度への強い依存性により,効果的な予測手法の確立に至っていない。 本研究では,これらの課題を克服するCommunity-led氾濫予測システムの開発を提案する。このシステムは,コミュニティベースで高密度に設置されたIoT水位センサーのデータを活用し,降雨依存度の低い水位予測(流積予測法)と地形解析ベースの低計算負荷氾濫予測(改良HAND)を統合する。これにより,中小河川の氾濫を高精度かつ効率的に予測可能となり,逃げ遅れ等の避難に関する問題の解決に貢献する。