皇室の土地所有に関する一考察―神話の地に置かれた御料地はなぜ短期間で処分されたか

研究課題情報

体系的番号
JP16H06879 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
16H06879
研究種目
研究活動スタート支援
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 人文社会系 > 人文学 > 史学 > 日本史
研究機関
  • 京都大学
研究期間 (年度)
2016-08-26 〜 2018-03-31
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
2,470,000 円 (直接経費: 1,900,000 円 間接経費: 570,000 円)

研究概要

①1880年代の御料地設置を求める議論の中では、伊勢や宮崎のような天皇家の神話にまつわる地を推す意見は少数であったことを明らかにした。②伊勢・志摩御料地(三重県)では式年遷宮の用材を供給するなど、伊勢神宮との関わりの深い経営がなされていたわけではなく、地元の需要に供する農業や林業が行われていたこと、諸県(もろかた)御料地(宮崎県)では、当時日本において重要な産業であった樟脳生産を目的とした樟樹栽培が行われていたことを明らかにした。③両御料地とも処分の原因は極端な赤字にあり、それに対する反対論は見られなかった。

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