圧力制御を取り入れた軽量超強度合金の創出
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H00830
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19H00830
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分26:材料工学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州工業大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 44,980,000 円 (直接経費: 34,600,000 円 間接経費: 10,380,000 円)
研究概要
析出強化型アルミニウム合金の組織制御に圧力パラメータを取り入れ、アルミニウム合金で利用できる強化機構を最大限に活用して超高強度化を図る。 まず、溶質原子の固溶限が圧力下で拡大する合金を圧力印加のもとで溶体化処理を行い、多量の溶質原子を過飽和に固溶させる。巨大ひずみ加工で結晶粒を超微細化させ、続く時効処理を圧力印加のもとで行い、原子拡散速度を制御して、微細な結晶粒内に析出粒子を分散させる。析出粒子の形状・構造解析は高分解能電子顕微鏡やSPring-8の高輝度X線で解析する。引張試験の結果と対応させ、高強度をもたらす最適な組織制御条件を求め、圧力因子を取り入れた新たな微細組織制御学の指針とする。