タンパク質の異常な拡散係数変化から問われる流体力学半径の意味
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H01863 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 19H01863
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分13040:生物物理、化学物理およびソフトマターの物理関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,290,000 円 (直接経費: 13,300,000 円 間接経費: 3,990,000 円)
研究概要
タンパク質のわずかな構造変化がその拡散係数を大きく変化させる。その変化はタンパク質の二量体化と区別出来ない程大きい。この発見は『Stokes-Einstein則の分子サイズ決定法としての意味』を失わせかねない。そこで、『拡散係数の決定要因は何か?』という問いを立てた。我々の目的は『上記の拡散係数の大きな変化に対する理論的説明を与えること』にある。それを基盤に『タンパク質の機能理解に重要な反応中間体の構造変化をも捉える実験法の開拓』という創造的目標に取り組む。A.Einsteinによる当該研究の問題意識も当初は分子の水和にあり、我々独自のこの取り組みは歴史的側面を合わせ持つ。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040282256990693632
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN
- IRDB