ナノ混相プラズマ流の物理・化学現象解明に基づく環境浄化プロセスの開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H01887
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19H01887
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分14030:プラズマ応用科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,160,000 円 (直接経費: 13,200,000 円 間接経費: 3,960,000 円)
研究概要
熱プラズマにミストやコロイドをナノスケールで混相させた熱流体を構成することにより,高密度の活性種を空間と反応する空間を重畳させた非平衡反応場を形成できる。この特異な反応場の物理化学的な変動現象を可視化することにより,従来のプロセスの律速段階を改善し,高速かつ高効率の環境浄化プロセスを実現することを目的とする。従来のプロセッシングは,プラズマ中で発生した活性種をリモートで処理する方法が多いが,これではプラズマの化学的特長を活かすことができない。プロセスの対象物もプラズマの構成物質として,活性種の非平衡反応が支配する時間的・空間的に特異なナノ混相流をつくり,環境浄化プロセスへと展開する。