海洋プレート最上部マントル近傍の含水量と流入水の起源解明に向けて
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H01990
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19H01990
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分17040:固体地球科学関連
- 研究機関
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- 金沢大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,290,000 円 (直接経費: 13,300,000 円 間接経費: 3,990,000 円)
研究概要
海洋プレートの沈み込みに伴う水循環を担っているプレート中の含水量、およびプレートテクトニクスが起きるためのプレート強度問題は地球惑星科学の第1級研究課題である.本研究では,特に,モホ面(地殻-マントル境界)近傍岩石中の水の存在形態(無水鉱物中の水量と岩石―水反応によってできる岩石)の解明に取り組む.上記の問題解明に最も適した試料である国際陸上掘削計画で採取された過去の海洋プレートの地殻-マントル境界層相当の連続コア試料を用いて,1)モホ面近傍を構成する岩石中の無水鉱物の含水量深部方向変化,2)蛇紋岩の形成条件と水の起源,3)過去に溶融を経験した物質の海洋プレートへの混合の影響を明らかにする.