ヒト急性白血病に共通する悪性幹細胞特異的な代謝経路の同定
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H03687
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19H03687
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,420,000 円 (直接経費: 13,400,000 円 間接経費: 4,020,000 円)
研究概要
ヒト急性骨髄性白血病(AML)および急性リンパ球性白血病(ALL)に共通する白血病幹細胞性維持機構として、腫瘍特異的代謝特性に着目して研究を行う。先行研究において、ヒト正常および悪性造血幹細胞のメタボロームデータベースの構築に取り組んでおり本研究においても、さらに症例数を増加させてデータベースの拡充を行う。さらにこれらのデータベースより、すでにAMLとALLに共通する代謝特性として、分岐鎖アミノ酸(BCAA)代謝経路の恒常的活性化を見出しており、本研究計画においてその幹細胞性維持制御機構について解析を行うことで、新規の白血病幹細胞特異的な代謝特性を標的とした新規治療法の確立を目指す。