神経芽腫モデルマウスを用いたGD2抗体発現間葉系幹細胞による新規細胞免疫療法開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H03719 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 19H03719
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 京都府立医科大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 16,900,000 円 (直接経費: 13,000,000 円 間接経費: 3,900,000 円)
研究概要
ハイリスク神経芽腫に対する新規治療法として,マウスモデルに対する,間葉系幹細胞(MSC)によるhoming効果と,抗GD2抗体を用いた免疫療法を組み合わせたGD2-MSCsによる新規細胞免疫療法の開発を目的とする. 将来的には,GMP準拠医薬品として製造し,医師主導治験を経てハイリスク神経芽腫に対する地固め療法としての臨床導入を目指す. 具体的な研究方法としては,抗GD2抗体,IL-2,GM-CSFを組み込んだベクターをMSCに導入させ,転移モデルを含む各種神経芽腫モデルマウスに対して腫瘍特異的に抗GD2抗体を作用させることにより,神経芽腫特異的抗腫瘍免疫を活性化させる系を開発する.