4,290,000 Yen
(Direct Cost: 3,300,000 Yen Indirect Cost: 990,000 Yen)
Research Abstract
近年、生活習慣病胎児期起源説(DOHaD: Developmental Origins of Health and Disease)、すなわち妊娠母体の栄養状態が児の将来の生活習慣病発症リスクを規定していることが様々な疫学調査によって実証されつつある。
申請者は最近、妊娠母体の葉酸欠乏が胎児の発がん遺伝子にメチル化異常を誘導すること明らかにした。
そこで本研究では、妊娠母体が摂取するOne carbon metabolism 関連栄養素の摂取量に着目した動物実験を行うことで、扁平上皮癌発症素因が胎内で規定されている可能性をエピジェネティックな観点から検証する。