NVDIMM上の通信バッファによるスケーラブルな非同期通信レイヤの開発
-
- 南里 豪志
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K11991
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19K11991
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分60090:高性能計算関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)
研究概要
DIMMスロットに装着可能な不揮発性メモリNVDIMMは、DRAMより省電力かつ安価で大容量化が容易なメモリデバイスとして注目されている。本研究では、このNVDIMMを通信ライブラリ内部のバッファ領域として用いる通信レイヤを開発する。これにより、大規模並列計算機での非ブロッキング一対一通信による通信隠蔽が可能となるため、並列アプリケーションのスケーラビリティ向上が期待できる。また、DRAM上バッファとNVDIMM上バッファを、通信頻度等の実行時の状況に応じて切り替えることにより、1~10μ秒と予想されているNVDIMMの遅延時間による性能への影響の軽減を図る。