近世フランスにおけるカルテジアンと修辞学の伝統―ラムスからベルナール・ラミへ―

研究課題情報

体系的番号
JP19K13136 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
19K13136
研究種目
若手研究
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分02040:ヨーロッパ文学関連
研究機関
  • 日本女子大学
  • 大阪大学
研究期間 (年度)
2019-04-01 〜 2023-03-31
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
1,950,000 円 (直接経費: 1,500,000 円 間接経費: 450,000 円)

研究概要

デカルトおよびデカルト主義者は、近代以降のフランスにおいて「レトリック」が「弁論術・説得術」から「修辞学・美辞学」へと変容するにあたり大きな役割を果たした。この歴史的事情を、デカルト主義の先駆ともいわれる16世紀のペトルス・ラムスから、デカルト思想の洗礼を受けた17世紀後半のカルテジアン(とりわけポール=ロワイヤル派とベルナール・ラミ)へと至る、学芸(litterae, lettres)の改革の系譜を辿ることで、その内実を明らかにする。これにより、近代修辞学―18世紀のデュマルセや19世紀のフォンタニエに代表される「文彩(figures)」研究―へと至る前景を描き出す。

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