CRISPRスクリーニングを用いたATRA併用AML新規分化誘導療法の開発

研究課題情報

体系的番号
JP19K17859
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
19K17859
研究種目
若手研究
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2019-04-01 〜 2022-03-31
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)

研究概要

ATRAはAPLの第一選択薬であるが、その分化誘導効果は PML-RARα遺伝子を有するAPL細胞に限られる。しかしながら、レチノイン酸受容体が正常骨髄球の分化に必須であること、ATRA と他剤との併用によりAPL以外のAML細胞株でも、ときに分化・細胞死をきたすことが知られている。 予備実験として行ったATRA存在下でのCRISPR全ゲノムスクリーニングにより、ATRAと協働してAML細胞の分化・細胞死を誘導する新規遺伝子群(HUSH複合体)を同定しており、本研究では、この知見を基にHUSH複合体構成因子のAML細胞分化における機能とその分子機構を解明する。

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