X線・中性子回折による散漫散乱とフォノンの分散関係
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- 佐久間 隆
- 研究代表者
- 茨城大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21540314 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 21540314
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 理工系 > 数物系科学 > 物理学 > 物性Ⅰ
- 研究機関
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- 茨城大学
- 研究期間 (年度)
- 2009 〜 2011
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
X線回折測定およびJRR-3のHRPDなど原子炉を利用した中性子回折測定により、イオン結晶、金属などの散漫散乱を研究した。室温付近では振動する散漫散乱強度部分から熱振動の相関効果を決定し、この相関効果から原子間の力定数が得られることを明らかにした。この力定数を用いて、計算機シミュレーションによりフォノンの分散関係が導出できることを実証した。回折データは結晶構造解析とともに、フォノンの分散関係が議論できることを明らかにした。