単子葉のモデル植物であるイネで機能する翻訳エンハンサーをゲノムスケールで探索し、これまでにイネ型翻訳エンハンサーとして既に報告されている5' UTR(通常の5' UTRの約10倍の翻訳活性)と比較して2倍以上の翻訳活性を持つ5' UTRを複数取得することに成功した。また、これら5' UTRは、他の単子葉植物(ライムギ等)でも高い翻訳エンハンサー活性を持つことから、単子葉型翻訳エンハンサーとしての利用が期待される。