日傘による暑熱緩和効果の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25350085
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 25350085
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 総合系 > 複合領域 > 生活科学 > 衣・住生活学
- 研究機関
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- 大同大学
- 研究期間 (年度)
- 2013-04-01 〜 2016-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,810,000 円 (直接経費: 3,700,000 円 間接経費: 1,110,000 円)
研究概要
日傘は屋外において暑熱環境を緩和することができる持ち運び可能な手段の1つである。本研究は、まずアンケート調査によって日傘の使用実態を明らかにした。そして、日傘の温熱効果を明らかにすることを目的として、日傘下の熱環境の測定および日傘を用いた被験者実験を行った。測定データに基づいて日傘使用時の体感温度の算出し、日傘の温熱的効果を定量的に示した。その結果、夏季の屋外において、日傘を使うことにより暑熱感覚が改善され、全身の体感温度が1~2℃低下し、頭部の体感温度が4~9℃低減することが明らかになった。さらに、日傘により熱中症の危険性も低減できることが示された。