始原生殖細胞の発生起源と移動に関する進化発生学的解析
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25440108 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25440108
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 生物系 > 生物学 > 生物科学 > 発生生物学
- 研究機関
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- 国立研究開発法人理化学研究所
- 神戸大学
- 研究期間 (年度)
- 2013-04-01 〜 2017-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 5,330,000 円 (直接経費: 4,100,000 円 間接経費: 1,230,000 円)
研究概要
ヤツメウナギは円口類に属し、脊椎動物のなかでも最も初期に分岐し、祖先的な形質を保持しながら現在に残る動物である。本研究ではヤツメウナギを主たる材料に、始原生殖細胞をはじめとする未分化な前駆細胞の起源と挙動が脊椎動物の進化過程でたどった道のりを明らかにすること目指し、発生過程における遺伝子の発現パターンの解析と、組織形態学的観察、および遺伝子導入による細胞運命の追跡手法の確立をおこなった。他の脊椎動物系統で得られた知見と比較検討を行い、長距離移動性の未分化前駆細胞の獲得が、複雑かつ多様な形態の進化に結びついたと推察した。