CT経時差分画像を用いた胸部診断支援システムに関する研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP26461842 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 26461842
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 生物系 > 医歯薬学 > 内科系臨床医学 > 放射線科学
- 研究機関
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- 産業医科大学
- 研究期間 (年度)
- 2014-04-01 〜 2017-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 2,470,000 円 (直接経費: 1,900,000 円 間接経費: 570,000 円)
研究概要
経時差分画像は現在画像から過去画像を差し引くことにより得られる差分画像で、胸部単純X線写真に関してはすでに臨床応用されているが、CTではミスレジストレーションアーチファクトが多いため経時差分画像の臨床応用は実現化していない。我々は、ボクセルマッチング法を改良し、generalized gradient vector flow 法とシフトベクトルの平滑化を行う経時差分画像システムを考案し、CT経時差分画像の画質改善を行った。本手法を用いた読影実験を行った結果、本手法を用いることで読影時間は延長させることなく、肺小結節や早期肺癌の検出能は向上した。