海洋中層における光合成生物の生存戦略と生元素循環へのその影響
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- 宗林 留美
- 研究代表者
- 静岡大学
研究課題情報
- 研究課題/領域番号
- 19710009
- 研究種目
- 若手研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 総合・新領域系 > 複合新領域 > 環境学 > 環境動態解析
- 研究機関
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- 静岡大学
- 研究期間 (年度)
- 2007 〜 2008
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 3,660,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 360,000 円)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
研究概要
海洋の200m 以深、すなわち中層以深は光合成生物にとって生存に必要な光が届かないにも関わらず、本研究により駿河湾と太平洋亜熱帯域の200m〜2000m で微細な光合成生物であるピコ植物プランクトンが深度によらず一定に分布していることが明らかになった。中層以深のピコ植物プランクトンは表層から海底までの水柱全体に対して、春の駿河湾では26〜69%を占めたが、夏の駿河湾と亜熱帯では0.7〜10%に留まり、ピコ植物プランクトンが沈降粒子に付着して中層に輸送されている可能性が示された。