東アジア縁辺海と大気の連鎖的双方向作用とモンスーン変調

研究課題情報

体系的番号
JP19H05698
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
19H05698
研究種目
新学術領域研究(研究領域提案型)
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 理工系
研究機関
  • 三重大学
研究期間 (年度)
2019-06-28 〜 2024-03-31
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
157,300,000 円 (直接経費: 121,000,000 円 間接経費: 36,300,000 円)

研究概要

異常天候をもたらす「犯人」は大気だけなのか?東アジアには縁辺海(東シナ海・黄海・日本海・オホーツク海)が存在する.縁辺海は,海洋上を東進する低気圧の「ゆりかご」である.ゆりかごの中で動く低気圧は,ゆりかごを再び揺らし,また低気圧を揺らす.言い換えれば,「縁辺海上で発生した低気圧に伴って吹く風は海流を駆動し、海流による熱の輸送は水温分布を変える.水温は海面での熱交換を経て気圧分布に反映され風系を変え,その風がまた海流を駆動する.つまり大気と海洋は不可分一体の平衡状態または振動系である」この新概念を,船舶等による機動的観測と技巧的数値実験を融合し,実証することを研究目的とする.

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る
ページトップへ