全能性細胞の核構築原理
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H05751
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19H05751
- 研究種目
- 新学術領域研究(研究領域提案型)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 生物系
- 研究機関
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- 近畿大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-06-28 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 106,860,000 円 (直接経費: 82,200,000 円 間接経費: 24,660,000 円)
研究概要
受精卵の全能性を支える核、即ち「全能性核」は、初期発生の特定の時期のみ存在する。全能性核の構築機構の解明は、全能性獲得の本質を理解する上で重要で、さらには全能性を有する核の再構築へとつながる。しかし、全能性核のどのような性質が他の分化した核と異なるかについての知見は極めて乏しい。そこで本研究では、①全能性核の形成過程を詳細に調べ、核形成に必要な因子を同定する。さらに、②全能性核のみが有する機械的特性を明らかにする。③これらの解析を通じ、最終的には全能性核の再構築を試みる。