小惑星リュウグウから探る太陽系有機化合物の進化
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H00202
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20H00202
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 45,240,000 円 (直接経費: 34,800,000 円 間接経費: 10,440,000 円)
研究概要
はやぶさ2探査機が持ち帰る小惑星リュウグウの試料に含まれる有機化合物の研究を通して、太陽系の炭素質な表面を持つ小惑星における有機化合物の分布・進化を明らかにする。今まで行われたことがない高感度・高分離・高質量分解能・空間分布で地球外物質中の有機化合物を総合的に分析して、炭素質小天体と様々な種類の炭素質隕石との対応関係を解明する。万が一、リュウグウ試料がもたらされない場合でも種々の炭素質隕石の総合的な研究により、太陽系有機化合物の化学進化・反応過程が明らかとなる。現在、欧米にて進行中および近い将来に計画されている様々な小惑星の探査機によるサンプルリターン試料の有機化合物分析の礎となる研究を行う。