人工乾燥に伴う内部割れの影響を考慮した木材の剛性・強度評価
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- 佐藤 利昭
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H02299 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20H02299
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分23010:建築構造および材料関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 12,090,000 円 (直接経費: 9,300,000 円 間接経費: 2,790,000 円)
研究概要
建築物に用いる木材には乾燥処理が不可欠で, 短期間で工程を終える人工乾燥が今日では主流となっている. 人工乾燥は, 木材の内部に割れが生じ易い特徴を持ち, このような内部の割れの抑制方法が数多く検討されている反面, 構造部材として期待される剛性・強度に如何なる影響を及ぼすかを検討した研究は皆無に等しい. 本研究は, 実験と解析の両面からこの問題に取り組むもので, 実大試験体の製作工程の管理を通して乾燥による割れを含む木材の断面内の情報を把握し, それと実大実験の結果を比較・分析すると共に, シミュレーション解析を併用することで設計に利用可能な剛性・強度の評価方法の構築を目指す.