食調節の乱れと嗜癖を生む高カロリー味覚情報機構の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H03855
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20H03855
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分57010:常態系口腔科学関連
- 研究機関
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- 東京歯科大学短期大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,420,000 円 (直接経費: 13,400,000 円 間接経費: 4,020,000 円)
研究概要
「ヒトは何故、必要のない高カロリー物を食べてしまうのか?」つい食べ過ぎてしまう日常の積み重ねからメタボリックシンドローム、脳血管・心臓疾患により命の危険に曝される。近年の「脂肪の連続摂取が脂肪酸の感度低下と関連がある」というヒトの研究と、代表者らが解明した脂肪酸の味覚受容体・味神経によって、体の脂肪バランスが破綻していく全体像が描かれるようになり、食経験が味細胞の遺伝子発現に影響を及ぼす可能性がクローズアップされている。本研究では、①脂肪の連続摂取で脂肪味に鈍感になる細胞・神経メカニズム②脂肪の連続摂取等による嗜好性増強の中枢メカニズム③脂肪味と甘味・うま味との相互作用の3つの疑問を検討する。