カーボンナノチューブ界面制御による近赤外光セラノスティクスの実現
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- 永井 薫子
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20J12870
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20J12870
- 研究種目
- 特別研究員奨励費
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分28040:ナノバイオサイエンス関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-24 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 2,100,000 円 (直接経費: 2,100,000 円 間接経費: 0 円)
研究概要
セラノスティクスは、がんの診断と治療を並行して行う新しい治療法であり、その簡便さなどからポイントオブケアを変える事が期待される。しかしながら、材料候補の乏しさから未だ実用化しておらず、挑戦する意義は大きい。そこで本研究では、稀有な光学特性(近赤外光を吸収し、発光・発熱する)をもつ単層カーボンナノチューブ(単層CNT)を素材とし、様々な機能を付加することで、近赤外発光による癌のイメージング診断、発熱による患部特異的な温熱治療など、高い性能を共搭載したセラノスティクス材料の実現を目的とする。