ブラックホールの情報喪失問題解決に向けたホーキング輻射の多角的解析
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- 森田 健
- 研究代表者
- 静岡大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K03946 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20K03946
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
- 研究機関
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- 静岡大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
ブラックホールとは強力な重力を持つ天体で、一度ブラックホールに吸い込まれたものは、二度とそこから出ることができない。しかし、ホーキングにより、ブラックホールは徐々に蒸発し、小さくなっていくことが予言された。では、ブラックホールが蒸発で消滅したときに、ブラックホールに吸い込まれたものはどこへ行ったのだろうか? この問題は情報喪失問題と呼ばれ現代物理学の最大の課題の1つである。本研究ではこの問題に対していくつかの新しい視点からアプローチしていく。