定位的深部脳波記録を応用した直接的なヒトでのてんかん原性機序の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K07785 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20K07785
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分52010:内科学一般関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)
研究概要
研究代表者は、大脳皮質に皮質異形成を作製、生後6~7週目より無傷の海馬から自発てんかん発作を発症するモデルラットを確立(Epilepsy Reseach 2013)。今回、その後のモデルの解析によって示されたグリア細胞と炎症関連性受容体のてんかん発症への関与が、ヒトでも関与しているかどうかを明らかにする。難治性てんかんで、定位的深部(ステレオ)脳波記録SEEGを経て、てんかん病変の切除を受けた患者の切除病変の標本を用いて、グリア細胞や炎症関連性受容体の発現を評価。SEEGの脳波所見より推定される病変部のてんかん原性の程度、術後の発作転帰と合わせて解析していく。