APTイメージングに基づく肝細胞癌の悪性度および予後推定法の確立
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K08083 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20K08083
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分52040:放射線科学関連
- 研究機関
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- 琉球大学
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
APTイメージングは長い撮像時間が短所と言える。肝細胞癌では、拡散強調像やEOB造影MRIで得られる各種のパラメータが、悪性度や治療効果および患者の予後を反映する画像バイオマーカーとして報告されているが、単独での診断能は十分ではない。一方、癌化した細胞は増殖効率が高く、タンパク合成が盛んに行われているが、タンパク量の違いが細胞の悪性度や増殖活性を反映していると推察される。そのため①呼吸停止下で撮像可能な高速化APTイメージングを開発すること、②肝細胞癌における悪性度、治療効果および患者の予後の推定を目指した新しい画像診断法を確立することを目標とする。