脳虚血病態におけるペリサイトの細胞死にフェロトーシスは関与するか?
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K09373
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K09373
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分56010:脳神経外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
脳梗塞は日本人における代表的な国民病の一つである.発症予防とともに,発症後の機能回復をいかに誘導できるかが重要である.脳梗塞発生時,虚血領域における血流を維持し,いかに組織修復を促進させることができるかが,機能回復の視点からも重要であることが明らかとなってきた.脳における血流維持・組織修復には,細小血管壁に豊富に存在するペリサイトが重要な役割を果たすことから,ペリサイト死・機能障害をいかに抑制するかが重要となる.細胞死の形態には様々なものがあることが近年明らかとなってきたが,このうちフェロトーシスと呼ばれる細胞死が脳虚血時ペリサイトに生じている可能性があり,本研究課題ではこれを検証する.