絶縁体中最高の熱伝導率を持つダイヤモンドをフィラーとして柔軟な樹脂中に複合し、電界整列法によりフィラーを整列させることで、フレキシブル、高熱伝導率、電気絶縁性の伝熱シートを作製する。また、ダイヤモンドの量子センシング技術を応用し、伝熱シート内部の構造を3次元にマッピングして評価する技術の開発に挑戦し、伝熱シート内部の熱輸送路のミクロな構造が全体の熱伝導に与える影響を詳細に調査する。