骨と同じ無機成分「炭酸アパタイト」からなる新規人工骨を作製し、その生体反応を調べることで、「材料-生体」間相互作用の学理を構築する一助を目指す。特に、組織液や細胞が材料内部に侵入可能な「連通気孔」と、材料表面積を増大させる「微小気孔」を有する炭酸アパタイト三次元多孔体を作製し、気孔分布の生体反応への影響を評価する。