難培養真菌のミニメタゲノム解析法の確立と新規遺伝子の探索
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- 梅山 大地
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K06141 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 21K06141
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分43060:システムゲノム科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 国立研究開発法人理化学研究所
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
微生物の99%は培養不可能なため全ゲノム解析は不可能でしたが、遺伝情報が通常一つの環状染色体にコードされる細菌は、メタゲノムデータから環状ゲノムを再構築して全ゲノム解析が可能になりつつあります。しかし、遺伝情報が通常複数の線状染色体にコードされる真菌の全ゲノム解析では、微生物叢から真菌叢を分離して解析する必要があります。このミニメタゲノム解析手法を確立し、微量なマイナー真菌のゲノム解析を可能にすることで、ヒトの共生微生物叢や環境微生物叢に存在する新規の遺伝子配列を明らかにします。併せて本研究では、1細胞解析や長鎖シーケンスへの応用に向けた真菌叢のスフェロプラスト化や核抽出法の検討も行います。