婦人科がんの発生および悪性形質獲得における三量体Gタンパクの役割
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- 八木 裕史
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K09496
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21K09496
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分56040:産婦人科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
Gタンパク共役受容体(GPCR)を介したシグナル伝達経路は癌の進展に深く関与している。ヒト癌組織を用いた網羅的遺伝子解析の結果、GPCRやそのリガンドだけでなく、細胞内でcouplingする三量体Gタンパク、エフェクター分子、低分子量Gタンパクなど、そのシグナル伝達を制御する様々な分子の異常が重要な役割を果たしていることが明らかとなった。 三量体Gタンパクの一つであるGα13は様々な癌の進展に関与していることが報告されているが、その詳細なメカニズムについては明らかになっていない。本研究では、Gα13が制御するシグナル伝達経路、癌の発生および悪性形質の獲得における役割を明らかにすることである。