Toll様受容体7シグナルに着目したIgG4関連疾患の新規治療法の開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21H03141
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21H03141
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分57060:外科系歯学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,420,000 円 (直接経費: 13,400,000 円 間接経費: 4,020,000 円)
研究概要
我々の先行研究では、核酸シグナルセンサーであるTLR7がIgG4関連疾患の唾液腺病変で強く発現しており、ヒトTLR7トランスジェニックマウスでは、IgG4関連疾患の病態に類似していることが明らかになった。しかし、TLR7がどのような作用機序で病態形成に関与しているかはいまだ不明である。 本研究では、唾液腺病変でのTLR7の主な発現細胞であるM2マクロファージに注目し、IgG4関連疾患の特徴であるIgG4過剰産生と線維化との関連について、サイトカインアッセイや共培養実験を行い、TLR7による発症メカニズムの解明を目指すとともに、TLR7シグナルを標的とした新規治療法の確立を目指す