西南日本の地帯構造発達史の検証に基づく島弧地殻成長プロセスの解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K03731
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21K03731
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分17040:固体地球科学関連
- 研究機関
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- 国立研究開発法人産業技術総合研究所
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
沈み込み帯縁辺の島弧や陸弧の地殻は,その発達過程において肥大化と縮小化の時期を繰り返すが,特定の時期に地殻が肥大化するプロセスはよく分かっていない.後期白亜紀は海嶺に接近にともなって大陸縁辺域の火成活動が活発化するとともに,付加体が大きく成長した時期でもある.本研究の目的は,沈み込み帯縁辺における活発な火成活動と隆起・削剥作用が島弧地殻を飛躍的に成長させることを実験的に検証することである.本研究では,西南日本の各地質体の岩石を用いて,後期白亜紀の火成活動及び隆起・削剥作用を検証する.また,多量の土砂が海溝に供給される時において帯状の地帯構造配列が形成される条件をアナログ実験から制約する.