ゲノミクス解析によるC型肝炎治癒後の肝発癌における免疫微小環境変容の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K08745
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21K08745
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55020:消化器外科学関連
- 研究機関
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- 独立行政法人国立病院機構(九州がんセンター臨床研究センター)
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
肝がんは予後不良の固形悪性腫瘍である。近年は抗ウイルス治療により発癌原因となるC型肝炎ウイルス(HCV)を消失させることが可能になった一方で肝炎治癒後に発生する肝がんが増加しており改めて肝発癌機序の根本的解明が求められている。近年、肝発癌機序に宿主肝の免疫環境の変化が関わっていることが示唆されてきたが詳細は未だに分かっていない。本研究の目的は、ゲノミクスによる腫瘍の免疫微小環境の解析によりC型肝炎治癒後に発生する肝がんの発癌機序を解明し、さらに肝がんに対する免疫療法の作用機序や治療効果予測に関するバイオマーカーを同定することである。