地球の中心核を模した回転球または球殻内における電磁流体の対流によるダイナモ作用の数値シミュレーションを大規模かつ系統的に行い,得られたコア,底部マグマオーシャンの対流,磁場データを解析する。古地磁気学的な解析方法も利用することで観測データとの比較を可能にする。計算機能力の都合上エクマン数等扱うことのできるパラメータの範囲は限定されるが,エクマン数に対しては依存性を確認するために,出来るだけ広い範囲(0.001-0.00001)を採用する。