巨大構造物において、老朽化による崩落事故等が社会問題となっている。今後の人口減の中で、無線センサネットワークを用いたインフラのモニタリングが急務の課題である。本研究では、放送や通信などで放射された電磁波を電源とし、巨大構造物の劣化を監視する「持続可能インフラ監視プラットフォーム」を実現する。具体的には、微弱な電磁波の電圧振幅を増幅する整合回路、多段昇圧整流回路、高利得・広帯域平面アンテナを個々に実現し、一体化する。