微小管メカニクスが誘導する細胞極性パターニング
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21KK0127
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21KK0127
- 研究種目
- 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
- 研究機関
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- 北海道大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-10-07 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,980,000 円 (直接経費: 14,600,000 円 間接経費: 4,380,000 円)
研究概要
生体内の細胞は、その多くが分化に伴って非対称な極性パターンを獲得する。近年、細胞極性は細胞内で発生する機械的力刺激を必要とすることが示されたが、この過程で力刺激を感知・応答する仕組みは未だに不明な点が多い。本研究では、細胞骨格である「微小管」のメカニクスを中心とするメカノトランスダクション機構が、細胞スケールの極性パターンを誘導する分子機構を包括的に理解する。光遺伝学手法と細胞外基質の微細加工を利用した微小管メカニクスの人為的操作技術を確立し、微小管の高速高解像度ライブイメージングと画像解析・数理解析を融合した学際的研究戦略によって、細胞極性化における微小管メカニクスの生理的意義を解明する。