慢性腎臓病時の腸管免疫および心臓への単球浸潤を介した腎-腸-心連関機構の解析
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- 吉田 優哉
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K15341
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K15341
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分47060:医療薬学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
心疾患時に生じる心臓への単球浸潤はその病状を大きく左右する。申請者はこれまでの研究にて、慢性腎臓病(CKD)が単球の炎症活性化機能を亢進させ、心不全を増悪させることを明らかにしたが、この研究では心臓単球の「質」を解析したのみで、心臓単球の「量」が増加する原因については解明できていない。申請者はその後の検討で、この単球浸潤量の増加に腸管免疫と腸内細菌叢の変化が関与する、という結果を得ている。そこで本研究では①腎障害が腸管免疫を変容させ、腸内細菌叢のバランスを変化させる機構の解明、②単球浸潤を増加させる腸内細菌由来物質の探索/同定を行う。