本研究では、乳児の腸内細菌叢において主要な菌であるビフィズス菌に焦点を当て、発達早期の無菌マウスにビフィズス菌を感染させる単一菌叢マウスを作製し、ビフィズス菌による神経発達症関連行動への介入効果の検証を目的とする。アイソレーター内で無菌Balb/cマウス (以下無菌マウス) を繁殖し、親を同じくするマウスを、無菌マウス群と、無菌マウスに単一のビフィズス菌を定着させた群の2群に分類し、両群の攻撃性を比較する。